オゾンを使用した汚泥絞り水処理
水道水処理として近年利用が高まっている、オゾンによる水処理を行っています。
再生水内のオゾンは瞬時に酸素に戻るため、残留して環境に影響を与える心配がなく、工業用水などにリサイクルできます。
オゾンを利用した汚泥絞り水処理とは?
東都ISDでは、今まで処理が厄介だった汚泥絞り水を、オゾンガスで酸化処理しています。
左の濁っている水が、オゾン処理後は透明に透き通っているのがわかります。
処理水内のオゾンは瞬時に酸素に戻るため、溶存酸素が多い活性水としてリサイクルが可能です。
オゾン処理水は水道水より洗浄効果が高く、洗剤を多く必要としないので環境に優しい水です。
市販の入浴剤を入れた水をオゾン処理すると、入浴剤の色素が分解されて透明になります。
オゾンの消臭効果
オゾンは消臭効果が高く、メチルメルカプタン(にんにくの臭い)、トルメチルアミン(魚の臭い)、アンモニア・硫化水素・ トルメチルアミン・ピリジン・メルカプタン・アセトアルヒデドなど、多くの臭いの素に効果がある事が試験の結果確認されています。
オゾンの殺菌・除菌・抗菌効果
下の画像は、左右それぞれの上部に大腸菌、下部に一般細菌類が培養されており、
左は水道水噴射1時間後、右はオゾン水噴射1時間後の写真です。
オゾン処理水には殺菌効果があることが認められます。
オゾン処理フロー図

オゾンガスユニット

